2月23日(日)、24日(月)の2日間、大阪体育大学にて「和歌山県ゴールデンキッズ」のトレーニング合宿が行われました。
和歌山県ゴールデンキッズとは身体能力の高い子どもたちを関係団体と連携?協力を図りながら、発達段階に応じたプログラムにより世界で活躍できる競技者の育成をめざすものです。
4回目を数える本学での合宿には61名が参加。一行はお昼過ぎにバスで到着すると、全員揃っての開会式の後、学内見学?練習見学と体力測定の2グループに分かれ早速初日のプログラムが開始されました。
学内見学?練習見学では、大学内の様々な施設の案内と併せて、練習中の運動クラブの活動を見学しました。間近で見る迫力に圧倒され、食い入るように練習を見つめていました。
第6体育館で実施した体力測定は、10m走?プロアジリティ?両脚リバウンドジャンプ?メディシンボール投げの4種目について、専門機器を用いて測定しました。どの種目にも全力で取り組むことで現在の能力を把握し、課題の発見に繋げます。
引き続き行われた競技体験では、テニスとバスケットボールを実施。
それぞれの運動クラブに所属する学生も加わり、お手本を見せたりアドバイスを送ったりするなど、子どもたちと触れ合いを大切にしながら指導していました。
お待ちかねの夕食は、衛生面に気を付けつつ、自分たちでメニューを選択することでトレーニングの一環として位置付けています。
食事の後には井上春奈さん(スポーツ局サポートスタッフ?管理栄養士)による栄養セミナーによって、夕食の内容を振り返り、栄養面の学びを深めていました。
2日目は、早朝の散歩から始まりましたが、集合した時点で既に子どもたちは元気いっぱい。
早く身体を動かしたい様子が伝わってきました。
午前中は、ハンドボールと空手、ダイナミックストレッチ&サーキットトレーニングの3種目の競技体験です。
1日目に続き、学生も参加したプログラムが展開され、それぞれの会場で子どもたちの笑顔が溢れていました。
昼食後を挟み、午後からのプログラムはスポーツ科学に触れる貴重な時間です。
スポーツ専門の大学ならではの施設?設備を目の当たりにして、目を輝かせた姿が印象的でした。
また、坂内悠さん(スポーツ局スタッフ?AT)による講義では、「アスリートと睡眠の力」と題して、睡眠の効果や重要性を分かりやすく説明しました。
1日目の体力測定がフィードバックされた講義は、川上諒さん(スポーツ局サポートスタッフ)が担当。測定結果の解説が行われ、今後のトレーニングに活かすためのポイントを伝えました。
閉会式では、「楽しかった」「来年も来たい」という子どもたちの声が寄せられ、充実した合宿となったことが窺えました。
本学はスポーツ専門の大学として、またスポーツ局がめざすスポーツの拠点としての位置づけを大切に、今後もこうした取り組みに全面的に協力してまいります。
BACK
社会貢献?附置施設
BACK