学童チームなどで親が子どものスポーツの指導者を兼ねる場合の心構えについて、スポーツ科学部の土屋裕睦(ひろのぶ)教授(スポーツ心理学)が朝日新聞で解説しています。
土屋教授は日本スポーツ心理学会理事長を務め、スポーツ心理学の第一人者。大阪体育大学の学生アスリートはじめ、プロ野球やラグビー、サッカーチームの心理サポートにあたっています。また、長年、日本代表選手のメンタルトレーニングを指導し、2024年パリオリンピックではウェルフェア?オフィサーとして日本選手団に帯同し、約1か月にわたりTeam Japanの心理支援に携わりました。体罰などとは無縁なグッドコーチの育成に取り組み、JOCなど日本スポーツ界を挙げた「NO!スポハラ」活動の実行委員会委員も務めています。
土屋教授は親がコーチであることには功罪があるとし、「コーチと親は別の役割なのに、コーチとしても親としても厳しい態度を取られると、子どもは『競技を一生懸命にやらないと愛されないのでは』と思ってしまう」と指摘しています。
<朝日新聞記事>
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