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2025.07.28

関西学生リーグV85 ハンドボール部男子プレーバック 今季テーマは「泥臭く」

 大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。

 ハンドボール部男子は4~5月の関西学生春季リーグを7勝1敗1分けで終え、2季連続85回目の優勝。最優秀選手に橘光太郎(体育3年、大阪体育大学浪商)、優秀選手に竹下颯斗(同)、下川陽向(体育4年、同)が選ばれた。

下川陽向(体育4年、大阪体育大学浪商)

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 下川真良監督は優勝を評価したうえで、GKとDFの連携を課題に挙げる。39ー39で引き分けた大阪経済大学戦、33ー37で敗れた関西学院大学戦はGKのセーブ率が10%台にとどまり、センターバックーポストーGKをつなぐセンターラインが有効に機能しなかった。8月の西日本学生選手権に向けて、GKは1年生、2年生も含めて激しく競わせる方針だ。
 男子ジュニア世界選手権に出場するU―21日本代表に竹下、橘、堀洸志郎(体育3年、高知中央)が選ばれ、日本初のメインラウンド進出に貢献した。センターバックの竹下は負けん気の強い司令塔でリーダーシップがあり、レフトウイングの橘は世界大会の経験も豊富なディフェンスリーダーで、サイドシュートの精度も上がってきた。レフトバックの堀はシューターとして球の速さ、威力は一級品。4年生の下川らとともにチームの要だ。

橘光太郎(体育3年、大阪体育大学浪商)


 昨年の全日本インカレはエースの荒瀬廉(豊田合成ブルーファルコン名古屋)を擁し準優勝したが、今年、絶対的エースはいない。下川監督は「全員でハンドをしないと勝ちあがれない」と断言する。今季のテーマは「泥臭く」。「ボールが転がったら体を張って取りに行く。相手がノーマークシュートを放つ時、GKが止めると信じて球を拾いに行く。細かいことをやっていかないと」。一つ一つの地道なプレーが7年ぶり全国優勝のカギとなる。

東藤大成(体育4年、香川中央)

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