第106回全国高校野球選手権大会の決勝が8月23日(金)、阪神甲子園球場で行われ、京都国際高校(京都)が2-1で関東第一高校(東東京)を降し、春夏通じて初の優勝を果たしました。
京都国際高校の野球部長は、大阪体育大学体育学部2005年度卒の宮村貴大教諭が務めています。
本学の松平一彦監督は21日の準決勝の後、宮村部長と電話で話をしました。松平監督は1999年度に本学を卒業し、2019年、履正社高校(大阪)の野球部長として第101回大会で初優勝を経験しました。野球部長は決勝進出が決まると、主催者や学校、応援団との連絡や打ち合わせなどに追われて、目の回るような忙しさになるそうです。松平監督は野球部長としての5年前の経験を宮村部長に伝え、「ここまできたら、ぜひ優勝を」と激励しました。
決勝は、大会史上初めてタイブレークで優勝が決まる熱戦に。松平監督は試合の後、「大会史上初の決勝タイブレークでみせた、最後の粘りは素晴らしかった。同じ大体大の卒業生として誇らしく、この優勝が大体大野球部の歴史に刻まれることはとてもうれしい。これから追われる立場になりますが、連覇をめざしてほしい」とエールを送っています。
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