大阪体育大学硬式野球部OB会は1月27日(土)、昨年の秋季リーグを最後に引退した中野和彦前監督(現ゼネラルマネジャー)を囲む会を開催し、その場で、松平一彦新監督が「春季リーグで優勝できるようチーム一丸となって戦いたい」などと決意表明しました。
「中野和彦監督を囲む会」は大阪市天王寺区上本町のシェラトン都ホテル大阪で開催され、OBや大学、阪神大学野球関係者ら約200人が参加しました。
中野前監督は1994年から30年間、監督を務め、リーグ優勝春秋通算26回。06年の全日本大学野球選手権大会で阪神大学野球リーグ勢として初の優勝を果たし、元巨人?米大リーグレッドソックスの上原浩治氏、元巨人?米大リーグインディアンスの村田透氏ら多数のプロ野球選手を育てました。
囲む会には、関西国際大学硬式野球部の鈴木英之監督、近畿大学硬式野球部の田中秀昌前監督も出席され、上原氏らはビデオメッセージを寄せました。中野前監督は「学園や大学関係者、卒業生のご支援のおかげで30年間監督を続けることができた。2006年の全日本大学選手権で、4年生がボールボーイ役を申し出るなど雑草軍団が一丸となって優勝できたことが一番の思い出」などとあいさつしました。
松平新監督は兵庫県出身。神港学園高校で1995年の阪神?淡路大震災直後のセンバツに出場し、本学では3年からマネジャーを務め、上原選手の1年後輩にあたります。2000年の卒業後、履正社高校に赴任。翌年から野球部長を務めて甲子園は夏3回、春9回出場し、2019年夏全国優勝。2014、17年春に準優勝。2021年、同校を退職して本学職員となり、硬式野球部コーチに就任しました。
<松平新監督の決意表明>
履正社高校の野球部長時代に中野監督から誘われ、3年間考えた末、母校に復帰した。中野監督は30年間60シーズンで26回優勝し、日本一にもなった大監督だが、そんな点を見せないところがすごい人。新監督として、チームはプロ野球選手が多数出るような状況ではないが、春のリーグ戦で優勝できるようチーム一丸となりたい。中野監督から引き継ぎとして要請されている、社会に出て貢献できる人材の育成も目指す。大阪体育大学のプライドを持って戦っていくので、応援をよろしくお願いします。
<プレスリリース>
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