運動部活動指導に携わる人材を養成する社会人向けリカレント講座「運動部活動指導認定プログラム」の秋開講の授業が10月~来年2月に実施されます。大阪体育大学は、今年4月、町立中学校の運動部活動について休日の地域移行を完了した長崎県長与町で10月15日(日)に現地開講式を実施します。
秋開講は約50名が受講する予定で、全体の開講式は10月21日(土)、本学で実施します。
長与町は今年度から町立中学3校の運動部活動12種目をすべて地域スポーツ活動へ移行し、約400名の生徒が参加。兼職等の教師20名、大学生ボランティア30名などの指導者約120名が活動を支えています。
本学の運動部活動指導認定プログラムは、学校教育や生徒理解に基づく指導法の知識?技術とその実践力の修得とともに、指導倫理観の育成と幅広い素養の涵養を目指すもので、運動部活動の地域移行に際し、地域でのスポーツ指導を希望する方、及び現在運動部活動を指導している方に対する認定プログラム制度です。学校教育法に基づく「履修証明書」が交付されるほか、受講者は日本スポーツ協会(JSPO)公認コーチングアシスタント資格を取得できます。
長与町では、地域スポーツを支える指導者の資質向上のため、受け皿である特定非営利活動法人総合型SC長与スポーツクラブが受講料を一部補助して指導者14名が受講することになりました。15日は運動部活動改革プロジェクト?チームリーダーの中尾豊喜教授(学校教育学)が同町を訪問します。
長与町教育委員会では「「部活動改革を契機に、子どもたちの地域におけるスポーツ活動を充実させたい思いがあります。このプログラムを通じて、指導者の質の向上に資することに期待しています」と話しています。
<長与町開講式>
日 時 令和5年10月15日(日)
場 所 Mukava Ranta(ムカバランタ)セミナールーム 詳細
内 容 部活動の意義と位置づけ、生徒指導に係る対応
講 師 中尾豊喜教授
<参考資料>
長与町地域スポーツ活動
運動部活動指導認定プログラム
<プレスリリース>
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