7月16日(日)、東京で行われた第1回全日本大学バスケットボール新人戦の決勝で、大阪体育大学バスケットボール部女子が、64―63で筑波大学に勝利し、初代女王に輝きました。
第3クオーターまで42―50とリードされていましたが、第4クオーターで三次真歩選手(体育1年)、アィェビドゥン?グレイス選手(体育1年)らの得点で追い上げ、残り5秒で升田木花(ますだ?このは)選手(体育2年?八幡南)が、3ポイントシュートを決めて逆転しました。
1、2年生で戦った今回の新人インカレで主将を務め、MVPにも選ばれた升田選手に改めて新人インカレを振り返ってもらいました。
▼インタビュー動画はこちら▼
——新人インカレを振り返って。
個人的にも全国の舞台で戦ったことがなくて、戦えるのかという不安があったのですが、1、2回生だけでできる試合を全力で楽しもう、自分たちがやってきたことを出し切ろうという思いで大会に入って、チームの目標である日本一を達成できて嬉しいです。
——決勝の逆転3ポイントシュートを決めて。
自分がうまくフリーになって、そこで三次(真歩選手)が信頼してボールを離してくれなかったら、自分のシュートはなかったので、そこにも感謝したいですし、もうあとはいつも練習しているシュートを打つだけだなと思って、迷いはなかったです。入る感覚しかなかったので、シュートを打ったときには真っ直ぐに行って入ったなと思いました。
——MVPに選ばれて。
最後自分にパスが回ってきて、それを決めることができたから、MVPをもらえただけで、自分一人の力で勝ったわけではないし、ベンチの仲間の応援やコートで一緒に戦った仲間がいてのMVPなので、感謝だなと思います。
——大阪体育大学に進学した理由は。
高校2年のウインターカップの予選の時に、もっと自分はやれるなと感じて、その時に大学は絶対強いところでプレーしたいと思って、大体大に決めました。練習も見て、自主的に練習する雰囲気とか、学生スポーツらしい感じが良くて、ここでできるところまで行きたいなと。
——いわゆる「スポーツ推薦」ではなく、総合型選抜試験を受験して入学しました。大学で成長したところは。
高校までは攻めるのも自分とかで、あんまり考えるバスケットをしていなかったのですが、大学だったら色々なプレーヤーがいて、どう仲間を生かすか、どう自分がプレーした方がいいのかというのをすごく考えてプレーできるようになったのが、成長してきたなと思うところです。高いレベルでプレーしたいと思って入部したのですが、そのレベルの高さに最初はついていけなかったです。でも、もうやり続けるしかないなと思って。
——大阪体育大学の環境は。
自分の夢とか目標とかにつなげられる環境は揃っていると思うので、あとは自分次第だと思います。クラスで違う競技をしている友達とか、その友達も全国大会に出場したりして、お互い切磋琢磨できる環境にあります。トレーニングルームも充実していて、トレーニングを指導してくれる先生もいて、体を鍛えて部活に還元できたり。授業でもストレッチ方法とかを学べて、アップの時にやってみようかなと思うのもあったし、そういうことも競技力向上につながったかなと思います。
——クラブ活動は。
関東の大学だったら、高校からトップレベルの選手が行くのですが、大体大はそうではなくて、もちろん全国大会に出場してきた選手もたくさんいるのですが、実力とかはないけれど、大学で頑張りたいという選手が多くて。その気持ちがあるからこそ、実力がなくても他のところでカバーできて、関東と戦えて、新人インカレでも日本一になれて。それはすごく証明できたなと、自分たちの中で自信につながりました。
——今後の抱負は。
新人インカレで日本一を取れたのですが、自分たちの目標は冬のインカレで日本一になることをずっと掲げているので、この結果に満足しないで、これからも強い意志で練習とか大学生活とかに取り組んでいきたいです。
BACK
社会貢献?附置施設
BACK