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大阪体育大学は2023年５月、中学生の運動部活動指導に携わる人材を養成する講座「運動部活動指導認定プログラム」を社会人対象（現教員を含む）に開講します。

スポーツ庁による公立中学校の休日の部活動の地域移行の提言（今年６月）等を受けて、全国の地方自治体は地域移行の方策とともに指導者の育成と質の担保という大きな課題に直面しています。

大阪体育大学は、体育?スポーツ界の人材育成を柱とする大学として、運動部活動の指導者養成に取り組んできました。2016年度から部活動における生徒指導、暴力?ハラスメント根絶、熱中症予防などの知識や技能を習得する「運動部指導実践論」を正課授業に取り入れ、2021年度には「グッドコーチ養成セミナー」を開講して受講学生を中学校の部活動指導者として学校現場などに紹介する事業を展開しています。

本学の「運動部活動指導認定プログラム」は、学内で学生を対象に実績を積んだ「グッドコーチ養成セミナー」のプログラムを社会人対象に発展させたものです。修了者に学校教育法に基づく履修証明書を交付することで指導者の質を保証し、社会の課題解決に貢献していきます。

※詳しくはこちらをご覧ください。
＜運動部活動指導認定プログラム?リーフレット＞
＜運動部活動指導認定プログラム?ページ＞

＜原田宗彦学長＞
「運動部活動の改革と地域移行は、日本のスポーツ界の大きなチャレンジです。本学は1965年の開学以来、
多くの保健体育科教師とスポーツ指導者を養成してきました。この社会課題への貢献は本学の使命として捉え、
提携している企業や自治体と共に、今後も取り組んでいきます」

＜中尾豊喜教授（プロジェクトチーム?リーダー）＞
「指導の担い手として、総合型地域スポーツクラブ等の指導者、特定競技の指導者資格を持っている方が期待
され、国もこれを推進しています。一方で、生徒にとって適切な学校部活動や地域クラブ活動とは何か、教育的
配慮や人間形成のサポートをするのか、などの不安も聞こえてきます。このような現場の声に応えるためにも、
スポーツ技術指導と教育的なマインドを往還?融合した本学のプログラムを通して改革に貢献します。学校教育
や市民社会そのものを幸福にするパワーも秘めたプログラムです。現役の顧問教諭の参加も、歓迎します」

【大阪体育大学?運動部活動指導認定プログラム】
履修資格：高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者等
定員：春開講/秋開講各50名、最少開講人数10名
課程：履修証明プログラム（全60時間、自由選択科目全６時間除く）
受講期間：春開講５～９月/秋開講10～２月
授業の方法：必修科目60時間、自由選択科目６時間（うちオンデマンド配信56時間、ハイフレックス10時間）
受講料：２万５００円（税込み）
募集期間：春開講＝2023年１月10日～４月14日/秋開講＝2023年７月11日～９月15日　※定員に達した時点で募集終了