大阪体育大学大学院博士前期課程の学生を対象にした第4回スポーツ科学セミナーが24日行われ、電通フットボールビジネス局サッカー事業室長の大井義洋さんが「サッカービジネス最前線」と題して講義されました。
大井さんはサッカービジネスについて、ヨーロッパのリーグやJリーグなどを比較しながら、経営規模や観戦者数の視点などを通してサッカービジネスを見つめる視点についてご紹介いただきました。スポーツ経営人材に求められる思考法として競技とマーケティング(経営)のバランスを取り、多様なステークホルダーを正しく定義づけて戦略を策定することの重要性もご指摘いただきました。また、「ビジネスの世界は実践が重要だが、実際に起きていることを抽象化、普遍化して本質を見ることも必要」として、スポーツ科学の重要性を訴え、大学院生にエールを送っていただきました。
次回10月31日(月)は、バリュエンスホールディングス(株)の二宮博氏をお迎えし「プロサッカーチームの組織運営に関わる知の蓄積」のタイトルで実施します。興味のある方は大学院事務室までお問合せください。
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