日本選手権 イズミメイプルレッズに20―29
第73回ハンドボール日本選手権大会(女子の部)は8日、熊本県の山鹿市総合体育館で準決勝が行われ、大阪体育大学ハンドボール部女子は日本リーグ(JHL)の実業団、イズミメイプルレッズと対戦。20―29(前半7ー16、後半13ー13)で敗れ、3年連続の決勝進出は逃し第3位となりました。
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日本選手権での大学勢の優勝は男女を通じて1986年の東京女子体育大学以降はなく、35年ぶりの歴史的快挙を目指しましたが、来年以降に持ち越しとなりました。
試合は、開始直後から相手の猛攻を防ぐことができず、前半終了時で7ー16と点差をあけられての折り返しとなり、後半も点差を埋めることができませんでした。
<楠本繁生監督の話>
負けに対する悔しさもあるが、昨日も夜に試合があり選手は疲れが溜まっているなかよく頑張ってくれた。日本代表の世界選手権があり、大会前の1ヶ月半をチームから離れていたが選手たちが考えながら準備をしてくれていた。この経験は来季のチームにもつながると思う。
<山本春花主将の話>
相手のかたい守備を崩すことができなかった。前半から差がついて厳しい展開だったが、最後まで楠本監督のハンドボールをつらぬくことができたことは誇りに思うし、後輩たちにも引き継いでほしい。コロナ禍で大会も少ないシーズンだったがレベルの高い実業団に挑戦できる機会をもらえて感謝しています。
【大阪体育大学ハンドボール部女子】
1967年創部。京都?洛北高校でインターハイ4連覇を達成した楠本繁生体育学部教授が2010年に監督に就任。2013年から昨年まで全日本インカレ8連覇を達成しました。実業団の強豪で多数の卒業生がプレーし、2021年の世界選手権からは楠本監督が全日本女子の監督に就任し多くの卒業生も選手として選ばれている。部長は小林博隆体育学部教授。また、下河内洋平教授(スポーツ医学、臨床バイオメカニクス)がトレーニングコーチとしてフィジカルトレーニングの指導を行うなど幅広い分野で科学的サポートを受けているのも特徴。
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