令和3年度大阪体育大学名誉教授称号授与式が11月18日(木)、中央棟大会議室で行われ、今年3月末で退職した岩上安孝前学長、栗山佳也元教授に証書が授与されました。
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岩上前学長は勤続7年。文部省(現文部科学省)体育局競技スポーツ課長、国立スポーツ科学センター(JISS)長などを経て2014年2月に本学副学長、4月から第8代学長を務めました。栗山元教授は勤続39年。筑波大学を卒業後、公立高校の教諭を経て1982年、本学に着任。やり投げ選手として1981年アジア選手権で2位、1982年日本選手権で優勝し、長年にわたり陸上競技部や学生を指導しました。
式には、元副学長の福田芳則名誉教授や教職員が参加しました。
原田宗彦学長が2人に名誉教授称号証書を授与した後、あいさつで「岩上前学長はスポーツ局を作り運動部の強化に努められ、その成果が結実している。また、現在、陸上部の投てきが活躍しているが、栗山先生の功績はとても大きい」と語りました。
続いて、岩上前学長は「ハンドボールのインカレで女子が8連覇、男子も準優勝と活躍し、私にとってもとてもうれしかった。私が大切にしている山本五十六(連合艦隊司令長官)の言葉で、「ほめ、任せ、信頼する」ことの大切さが述べられている。人を育てる大学としてそのことを根底に置いて進んでいけば、課題が起きた時の解決策になるのではないか。大体大のさらなる発展を祈念したい」とあいさつしました。栗山元教授は「私は茨木で6年、熊取で33年、ただただクラブの強化を一番の目標に置いて、とにかく学生の競技力を上げることに費やした。今日ご参加いただいた先生方とも実習などで酒を交わし、悩みなどを話し合った。この場を設けていただき、感謝したい」と本学での39年間を振り返っていました。
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