大阪体育大学の令和4年度(来春)採用の公立学校教員採用試験合格者(延べ)が、11月1日の時点で前年度を8名上回る63名に達しました。
内訳は、教育学部が51名、体育学部が12名。
平成27(2015)年4月に開設された教育学部はこれまで1期生が44名、2期生が41名、3期生が42名現役合格しましたが、今回、4期生が51名合格し、初めて50名の大台に到達しました。
校種別では、小学校38名、中学校13名、高校1名、いきいき1名、特別支援学校10名。
自治体別では、大阪府12名、大阪市9名を始め関西では滋賀県で4名、兵庫県で3名、京都府で3名が合格したほか、高知県で8名、愛媛県で6名、横浜市でも4名が合格しています。
合格者は今後、補欠合格などでさらに増える可能性があります。
また、既卒者も例年、高校を含む各校種に多数が合格しており、令和3年度採用では110名以上が合格しました。
清水俊彦教職支援センター長の話
令和4年度教員採用試験では、入学した当初から教員採用試験に対する意識が高い学生が多かった印象があります。教員の熱心な指導と学生の気持ちがかみ合った結果が63名の合格につながったと思います。本学では、大規模校とは違って1人1人の学生と接する時間や頻度が多いのが特徴で、面接練習ではノウハウやテクニックを伝えるだけではなく、筆記試験の準備の進捗状況や不安に思っていることなどを何でも相談してもらっており、その点も結果につながっているのではないかと考えています。
植木章三教育学部長の話
令和4年度教員採用試験について、教育学部では、受験4期目で過去最多の延べ51名の合格者を出すことができました。教育学部は、実践力のある教員養成を目的とした学部であり、まずは教員になるための関門である教員採用試験に、多くの学生が現役でパスしてくれたことを大変嬉しく思っています。これもひとえに、教員採用試験対策にご尽力をいただいた先生方や教職支援センター職員の皆様のお力添えがあって、受験者も集中して試験勉強に打ち込むことができた成果だと思います。この結果を聞いて、来年受験を控える後輩達も「自分も合格するぞ!」という強い決意を抱くことを期待しています。
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