東京パラリンピック開会式で聖火への最終点火の大役を務めた内田峻介さんに、開会式についてインタビューしました。
<記事は写真の下に続きます>
――改めて聖火への点火を振り返ってください。
開会式が始まった時はそれほど緊張もしませんでしたが、聖火リレーの直前になると、とても緊張しました。このような素晴らしい機会を与えてきただき、とても光栄で、深く感謝します。
――聖火リレーへの参加を知らされた時の気持ちは。
最初は曽根(裕二)先生から開会式イベントに参加することだけを伝えられました。光栄でしたが、まさか聖火リレーとは思わず、漠然とした気持ちで、開会式でボッチャの対戦をするのかなあというイメージでした。
――聖火の最終点火者と知った時の気持ちは。
すごく驚きました。実力もない自分が選んでもらえ、光栄に思いました。オリンピック?パラリンピックの開会式のテーマが「未来」(共通コンセプトは「ムービング?フォワード」)だったので、自分自身、選ばれたからにはパリ大会やその先を見据えて頑張らないといけないという責任を感じました。また、東京大会には選手として選ばれず、大会には何も関われないと思っていたので、本当にうれしかったです。
――聖火への点火で一番印象深かったことは。
聖火台から見上げた花火が最高にきれいでした。聖火に火を灯した後、競技場から最高にきれいな花火が打ちあがりました。花火を見ていたら、「ああ開幕だな」と感じ、選手として東京大会に出られなかったことも頭に浮かんできて、目が潤みました。
学内トピックス
2021.08.26
BACK
社会貢献?附置施設
BACK