大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科は6月30日(水)、2021年度第28回博士論文発表会をD201教室で開催しました。オンラインでも同時配信され、会場とオンラインを合わせて約80名が参加しました。
指導教員や大学院生、教職員らが見守る中、博士後期課程3年の辰見康剛(やすたか)さんが「ラグビーチームにおける集 合的効力感と集団凝集性:試合の出場機会および異なる教育段階と将来の勝敗との関連」の演題で発表しました。
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ラグビーチームの高校生及び大学生を対象に調査し、集合的効力感(集団によって高いパフォーマンスを発揮できたり、相手チームに勝つことができるという自信)では、試合の出場機会との関連があり、試合に出場している出場群のほうが非出場群よりも高い値を示し、なおかつ高校生のほうが大学生よりも高い値を示しました。集団凝集性(チームのまとまり)でも、大学生より高校生の方が高い値を示したが、出場機会が多い集団と少ない集団では、チームのまとまりに影響がないという研究結果を発表しました。
40分間の発表後は、活発な質疑応答がありました。
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