大阪体育大学の既卒者の公立学校教員採用試験合格者数(令和3年度採用)が、3月16日時点で、114人に達したことが分かりました。
現役合格は過去最多の55人で、合わせて169人が合格となりました。
既卒の合格者は大学卒業後、講師として学校に勤務し、教員採用試験を受けた人が大半で、昨年を20人程度上回りました。内訳は中学校が36人、特別支援学校が26人、小学校20人、高等学校10人など。大阪府(大阪市を含む)の56人など近畿が中心ですが、宮城県から沖縄県まで合格者は全国に広がっています。合格までの卒業後の年数は1年が15人、2年が13人。6年までに約60%の67人が合格しています。
教職支援センターでは、卒業後も教員採用試験を目指す人のメールを登録し、夏休みの集中講座などの情報を発信。合格を目指す卒業生が毎年、現役学生とともに講座に参加して切磋琢磨しています。寺野雅之センター長は「現役合格、既卒者合格とも誇れる数字だと思います。例え現役で合格できなくても学校で講師をしながら夢を追った卒業生の頑張りが結果として表れています」と話しています。
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