泉佐野警察署員らがビデオを通じて交通安全を訴える交通ルール講習会が、昼休みを利用して全学年のクラブ生を対象に開かれています。
密にならないよう計8日に分け、広いL201、L301教室で同時開催しています。
講習会は主にバイク、原付などの二輪車と自転車の安全対策が中心。まず、いずみさの自動車教習所の方がビデオスクリーンに登場し、二輪車による事故を再現した動画を通じて交差点などでの注意事項を説明したほか、自転車でも過去の事故で9521万円の賠償命令が出されるなど厳しく責任を問われることなどが紹介されました。
続いて泉佐野警察署の交通課交通総務係長がビデオを通じ、9月末現在の大阪府内の交通事故による死者86人のうち、自動二輪や自転車乗車中が58%の50人と多いことを説明。運転に際しては交通ルールを守ることはもちろん、思いやりの気持ちや緊張感を持つように呼び掛けました。
また、今年は他大学で学生の大麻使用が明らかになったこともあり、泉佐野警察署から「大麻の恐ろしさを学生一人一人に知ってほしい」との依頼で急きょ大麻についても講習。生活安全課防犯係長が「大麻は友人らに勧められて興味本位でSNSを通じて入手することが多い。大麻などの薬物にNO!と言える強い気持ちを持ってほしい」と訴えました。
交通ルール講習会は10月29日まで開かれます。
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