大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科では16日、第25回博士論文発表会がD203教室で開催されました。
指導教員で主査の岡村浩嗣教授や副査の教員、大学院生、教職員らが見守る中、博士後期課程3年の近藤衣美(えみ)さんが「アスリートの急速減量時のエネルギー負債量」の演題で発表しました。
レスリングなど、体重で階級が分かれる競技の選手は、試合前などに急速な減量が求められます。一般的に体重を1キロ減らすのに、エネルギーの消費量から摂取量を引いた「負債量」は7400~7700キロカロリーとされていますが、近藤さんは男子レスリング部員10人の減量で詳細なデータを採り、急速な減量で必要な「負債量」はもっと少ないとの研究結果を発表しました。
40分間の発表後は、活発な質疑応答がありました。
大学院では、18日には第31回修士論文発表会があり、22人が発表します。
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