2019年度のスポーツ科学セミナーも残り5回になりました。
博士前期課程の大学院生を対象に授業の一環として、外部講師をお迎えして開催される「スポーツ科学セミナー」(月曜日、4限目、C201教室)の第10回目は、大阪大学大学院医学系研究科 准教授の丸山和一先生をお迎えし、「眼の重要性(生活?スポーツにおける)」というテーマで講義していただきました。
今回は医学系の内容でした。最近、スマートフォンを長時間見ることが原因で急性内斜視になる人が多いそうです。内斜視は目が内側に寄ってしまう病気で治療方法は手術しかないそうです。また、老化すると誰もが罹る白内障は日本では日帰り手術が主流で完治できますが、世界ではまだ手術が普及していないのが現実だそうです。セミナーの後半では、サッカーとボクシングを例にあげ、認知トレーニングの必要性を話してくださいました。認知トレーニングをおこなうと次に何がくるか先読みする力がつくので、子どもの時から反復練習の積み重ねが大切なようです。眼を医学的に学ぶことができ、大学院生にとって貴重なセミナーとなりました。
来週(12/16)のスポーツ科学セミナーは日本体育大学 教授の杉田正和先生による「トップアスリートから学ぶコンディショニングの理論と実践」です。興味のある方は大学院事務室までお問合せください。
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