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すべての指導者が
選手のパフォーマンスを向上させる
ことができる未来の実現へ。

AKIO
NAGAE

長江 晃生准教授

  • #ゲーム分析
  • #コーチング
  • 選手のより良いパフォーマンスのために、
    情報を言語化し、正確に伝えるコーチングを。

    バレーボール日本代表チームのコーチなどトップチームの指導者を歴任しながらコーチングについて研究を重ね、プロアマを問わず、すべての指導者に対して選手のパフォーマンス向上につながる有益な情報の提供をめざしています。バレーボールでは、情報が選手のプレーの質を高めます。戦術戦略の構築にはゲーム分析、体の動かし方はスポーツバイオメカニクス、メンタル面ではスポーツ心理学など多くのスポーツ科学分野からの情報が必要です。指導者は、集めた情報をもとに仮説を立て観察し、解決方法を考察し、それを選手に伝えます。この一連の流れがバレーボールにおけるコーチングです。技術習得におけるコーチングでは、いかにコツや感覚を情報として言語化した状態で選手に伝え理解させられるかがポイントとなります。すべての指導者がより高い質でのコーチングを選手に提供できるよう、新しい戦術やコーチング法の研究と追究を進めています。

  • 試合のデータを分析し、対策を立て、
    練習メニューに落とし込む。

    どういうところにサーブを打ったら、相手のどんな攻撃が多いとか、状況によってどんな攻撃を仕掛けてきたかといったことを映像を見ながら数字を参考に対策を立てます。自分のチームについてもスパイク、サーブ、ブロックの決定率を計測し、どの数字が高いと相手チームに勝ちやすいかなどをデータとして練習メニューへ。新しい戦術をはじめる際も分析は欠かせません。
    部活動の指導でも、学生アナリストを起用したり、学生同士のコーチングを重要視したりと、トップチームでも活躍する技術や知識を持った選手を育成するとともに、対象に適したコーチングを考案できる指導者の輩出をめざしています。

  • PICK UP

    「バレーボール部(女子)」の部長?監督を務め、ブロック技術の向上をめざす練習用具も開発。
    ※特許出願中

PROFILE

長江 晃生ナガエ アキオ

スポーツ科学部 スポーツ科学科 スポーツ教育コース

専門分野:ゲーム分析、コーチング

2012年に日本代表女子バレーボールチーム アシスタントコーチを務める。2014年、西日本インカレ ベスト8、2016年、全日本バレーボール選手権大会 天皇杯?皇后杯へと導き、2018年には、西日本5学連対抗戦の関西選抜監督に就任。2018年からユニバーシアード大会の日本代表チームのコーチに就任。
バレーボールのスパイクパフォーマンスに関する事例的研究(大阪体育大学紀要、2020)、バレーボールのディフェンスパフォーマンスに関する事例的研究(大阪体育大学紀要、2017)などの論文も発表。

学部?大学院SCHOOL / GRADUATE SCHOOL

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